＜釣行データ＞
【ジギング・インチク】長崎県対馬市峰町 佐賀漁港 沖
■対馬釣行１日目
- 2013年4月21日（日）
- 釣り時間：6:00～15:00
- 天気 ：晴れ 北の風のち西の風・波2mのち1m程度
- 潮 ：中潮（鴨居瀬・満：06:16、18:35／干：12:31）
- 月齢 ：10.7
釣果
私 ・・・ジギングでヒラゴ・ツバス、マダイ、インチクでメバル（３０㎝超）、ガシラ
N氏・・・ジギングでヒラゴ・メジロ
状況
今年の対馬の春のジギング釣行は、昨年秋に波止釣りでお世話になった対馬の佐賀のたけだ家さんと内院の梅乃家さんの２本立てという構成。
前日の夕方に対馬入りする予定が、福岡入りする飛行機の到着が遅れて対馬行きの飛行機が先に出発し、おいてけぼりとなって次の最終便まで福岡で２時間待つ羽目に・・・。こんなアクシデントがあったものの無事前日入りできてほっとする。今回は荷物も中２日かかり発送してから３日後に到着したりして、少し予定通りにいかないスタートではじまる。
海の状況は、１９日２０日とシケで出れなくて、２１日当日も波は2.5mのち1mとの予報で朝から釣りができるかどうか不安な面があったものの、当日は少しうねりが残るものの予定通り６時過ぎに出船。ポイントは港から２０分ほど北に上がった水深40~80mほどの背のポイント。ここは大きな背が岸と並行して横たわっていて、このあたりでは一番釣果が固いポイントとのこと。周囲には鳥がちらほら見られてきょうは雰囲気がよさそうな感じ。
まずはヒラス（ヒラマサ）狙いでジギングを開始。スピニングに私が絶大なる信頼を寄せるホッツ・ケイタンジグSTD・175gをセットし投入。その後１０分くらいして初めてのアタリで上げてみると30㎝位のマダイがヒット。続いて５０㎝級のヒラゴもヒット。N氏も同サイズのヒラゴをキャッチしている。辺りをみるとカモメが１０羽ほど舞っていて期待が出来そうな感じだったが、しばらくするとカモメたちも散り、同じようにアタリも散っていった。
その後波が収まっていくにつれて潮も緩んできて、アタリが遠のいていく。船長は合間にインチクをしているがあまりよくはない様子。
お昼すぎに潮どまりとなる予定ということもあり、昼ごろからぽつぽつと鳥が戻りだし、それと同じようにアタリが戻り出し、私にはヒラゴやメジロ、ツバスのほかにスレでレンコ鯛も掛かったり、N氏にもヒラゴやメジロが掛かりだし、船長のインチクにもマダイやハタや30㎝超のメバルがかかっている。
ヒラゴもそこそこつれてノルマは達成できたので、インチクでマダイと底物狙いにチェンジ。ロッドは鯛ラバやタチウオジギングのタックルに船長お手製のオリジナルインチク（165g）を借りてチャレンジ。個人的には鯛ラバは何度か経験して釣果も上げているも、インチクは初めてなので船長のアクションを見習いながら、底から10m程度までのレンジを探っていく。するとガシラの25㎝クラスをゲット。その後船長が釣ったような30㎝超のメバルもゲットし、インチクの威力を実感する。次からは必需品となりそうな感じ。
そうこうしているうちにまたもや潮が緩んできてあたりが遠のき、時間も来たので３時すぎに納竿する。
●結局のところ、潮が動けばあまり深く考えなくても釣れるだけのポテンシャルを持った釣り場だと思います。ただ潮が緩んでいるときの通りすがりの魚を獲っていけるかというところが数を伸ばす肝だと感じました。
●今回のポイント周辺では、３月から６月にかけて体長５ｍ位のクジラがやってきて、特に３月末ごろは高確率で見られるとのこと。港から出て10分ほどの近場で見られるとのことらしいので、お手軽にホエールウォッチングができるかも・・・。詳しくは船長に聞いてください。
●たけだ家さんはインチクが得意のようで、船長の経験・ノウハウが詰まったインチクを借りて現地で釣り方を教えてもらったおかげで、すぐにガシラや巨大メバルを釣ることができました。お世辞抜きで簡単でよく釣れました。
タックルデータ
＜ヒラマサ狙いジギング用・スピニング＞
★使用タックルの詳細についてはこちら
ロッド ：グランドスパイGGSP－６０８J（パームス）
リール ：０１ステラ８０００PG
ライン ：PE４号（ダイワ・SW８Braid＋Si）
リーダー：フロロ２０号（ダイワ・DｰFRON船ハリス＋１０）４ヒロ程度
ジグ ：メイン180g程度
ケイタンジグSTD・175g・ホロシルバー（ホッツ）
アシスト：自作アシスト・ツインフック
ウルトラノット編みこみ30号（50㎜）＋ソルティガアシスト環付＃3/0号
※今回イワシがベイトということで、セミロングのシルバーホロのジグをややキレのあるショートピッチジャークで対応したところ、そこそこ結果を出せました。
＜ヒラマサ狙いジギング用・ベイト＞
ロッド ：スティレット・ディープコンクエスト63（ホッツ）
リール ：オシアジがー２０００PG
ライン ：PE4号・３００ｍ
リーダー：フロロ２０号（ダイワ・DｰFRON船ハリス＋１０）4ヒロ
アシスト：自作アシスト・ツインフック
ウルトラノット編みこみ30号（50㎜）＋ソルティガアシスト環付＃3/0号
ジグ：スミス・サイドスラスター200g・フルレーザー
※基本的にドテラ流しになので、フロントへヴィのセッティングで、斜め引きで「振り幅短めのキレのあるジャーク＋数回に一回１秒ほどのポーズ」というパターンが効果的でした。
＜インチク＞
ロッド ：オフブローOB－B60hybrid（メジャークラフト）
リール ：ソルティガZ２０
ライン ：PE1号・200m
リーダー：シーガーエース5号・1.8m程度（クレハ）
インチク：船長オリジナル165g
※インチクが150g以上あるので、しっかりアクションを付けるにはロッドはソリッドトップではなくてもう少し堅めのチューブラートップのほうがいいかと思います。
ダイワ(Daiwa) Ｄフロン船ハリス＋１０
写真・品名をクリックしますと釣具通販ナチュラムの該当商品ページが表示されます。
対馬遠征でのあれこれ
■飛行機予約は早めに
今回は旅割55で飛行機を予約しましたが、出張ビジネスマンの方が多いこともあり、飛行機・ホテル・レンタカーを予約する際には早めに予約しておくほうが無難だと思います。
特に現時点では（平成25年4月末）新型のB７８７の運航が停止していることから、伊丹ー福岡の飛行機が130人程度の小さ目の飛行機で運航されていることもあり、すぐにいっぱいになるようです。
■レンタカーは小型～ミニバンがおすすめ
上対馬は比較的道路が整備されているようですが、下対馬は主要道路以外はほとんどが旧道の峠道というような狭くてカーブの道が多いので、レンタカーは小型車～ミニバンがおすすめです。
ちなみに、対馬空港で客待ちをしていたタクシーの運転手さんに聞いた話では、空港から峰町佐賀（さか）まで約８，０００円とのことでした。
■釣り具の品揃えはホームセンターが豊富
対馬では、釣具の品揃えはホームセンターのほうが豊富で、地元の人はホームセンターで釣具を買うことが多いようです。（私たちもホームセンター「オサダ対馬店（美津島町鶏知５０５－１）」で氷や仕掛けなどを購入しています。冷凍アミエビやオキアミブロックをはじめフィッシングベストやスパイクブーツ・発砲クーラーや５０ℓクーラーもありました。ここは１Fがスーパー、２Fがホームセンターとなっていますが、よく１Fのスーパーで弁当や飲み物をはじめ、釣り餌としてイカの刺身や小あじ・キビナゴなども調達しています）
■対馬の観光情報は観光物産協会のWEBサイトが便利
対馬の宿やお土産をはじめ観光については、対馬観光物産協会のホームページが役だちました。（携帯サイトもあります）
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