ジギング20121017

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<釣行データ>

【青物&タチウオジギング】愛媛県松山沖

(松山港(三津浜)・Kaisei)

■Kaiseiホームページアドレス(リンクしていません)
http://homepage3.nifty.com/kaisei/
  • 2012年10月17日(水)
  • 釣り時間:7:30~16:00
  • 天気  :曇のち雨・たまにゲリラ豪雨、波0.5m
  • 潮   :中潮(松山・満:10:13、22:03/干:3:43、16:16)
  • 月齢  :1.6

釣果

私:2~3kg級ハマチ:2本
M氏:ブリ85㎝:1、ハマチ2㎏級:2、タチウオ:指3本:1
N氏:ブリ97㎝・10㎏超:1、ハマチ2~3kg級:2


N氏とM氏のブリ

状況

今回はN氏がホームグラウンドとしている松山のKaiseiで、タチウオと佐田岬でのブリ狙いで釣行。出船は朝7時半とのことで、前日夕方5時過ぎに大阪市内を出発し、阪神高速から明石で淡路島経由高松道から松山道松山ICを出て松山へ。

以前利用した「No1ホテル松山」が取れなくて、今回泊まる宿は松山市三番町にある「チェックイン松山」というビジネスホテルに。こじんまりしたビジネスホテルで、当日はシングル4900円とお値ごろな料金で、大浴場やコインランドリーに加えてトレーニングルームがあったりと、かゆいところに手が届く」的な気の利いた施設があり、結構いい感じでした。

翌日ホテルを6時過ぎに出発し、途中コンビニで食料を、漁協で氷を入手して現地には7時前に到着。今回は我々以外には5人の計8人で出漁。他の人はみなさん地元の人で常連さんらしく、「久しぶり!」とみなさん挨拶を交わしていた。

ポイントへ

7時半に船が来て出船。台風の影響で太平洋側は4mほどの波があり、また今日は昼前から前線の通過により荒れる予報で、そのため岬で釣りができるかは微妙とのことで、とりあえず岬に向かいながら道中いくつか青物やタチウオのポイントを攻めていくとのこと。前日の前々日も岬ではブリが上がっていたが、前日は少し釣果が落ちていたとのこと。はたして今日はどうなんだろうか・・・。

今回私は太刀魚メインでという気持ちでいて、タックルは太刀魚1セット、岬用ブリベイトタックルと、砂地のハマチ狙いスピニングタックルの合計3セットを用意。タチウオ狙いではブランカタチウオSP150gをほぼフルカラー用意。岬用のジグは300g以上とのことでしたが、船長オリジナルのロングジグがあるとのことなので、現地で購入する予定としていた。

数十分走ったところ、とりあえず砂地のポイントでハマチを狙うとのことになったが、私たちのグループはもっとも想定していなかった釣りで、あわててスピニングタックルを準備し、ヒラジグラ100gをセットして釣り開始。魚探には反応が出ているとのことで、期待してしゃくるも誰もヒットしない。その後1時間ほど粘ったもののM氏が大アジをキャッチしただけで、ハマチのヒットはなし。その後雨も降り出してきた。岬は風が強く吹いているとのことで、岬へ行くのを断念したようで、タチウオを狙いにポイントを移動することに。

豪雨の中

タチウオポイントに行く途中には周りが見えなくなるほどのゲリラ豪雨が降り出し、ポイントに着いた時には積乱雲の通過で突風も吹き出して、しばらく天候回復を待つことに。30分ほどして風が収まってきたきて、タチウオ狙いで釣り開始。水深90mラインとのことで反応もあるとのことだったが、一向にヒットしない。そんな折、M氏が指3本程度のタチウオをキャッチして、こちらも気合が入るも全く釣れる気配なし。悪天候のうえ釣れる気配もないということで、早上がりか?という話も出てくる中、とりあえず港に帰る途中の青物ポイントを攻めていくこととなる。道中イルカかと思われたスナメリが2頭泳いでいるのを見て、これはいよいよボウズ確定かと一気にモチベーションが下がる。

まずは「岩礁帯」のポイントに着いて反応があるということで、気を取り直して攻めてみる。水深50mから一気に30mまで駆け上がるポイントで、「ジグは200g以上」という指示があり、岬用に用意していたホッツ「スティレット・ディープコンケスト63」にジガー2000、PE3号、リーダーはフロロ10号のタックルに、ホッツ「ケイタンジグ200g」に自作アシスト4/0をセット。とりあえずワンピッチジャークでシャクっていると、数投目にヒットしたもののラインブレイク。ハマチ程度の引きだったがラインに傷があったようで、ちゃんとチェックしておかないとだめだと思い、慎重にラインチェックをしているとM氏にもあたりが・・・。結構な引きだったがこちらも船底のほうに走られてラインブレイク。その後キラージグ4・210gをセットしてシャクっていると、またまたヒットし、今度はきちんと2kg級のハマチをキャッチ。ボウズを逃れられてとてもホッとする。その後すぐにM氏にもヒットし同サイズのハマチをキャッチする。

ブリとファイト中

その後、ポイントを移動し瀬のポイントに。べたなぎの鏡のような水面に、ところどころでサゴシが飛んだり小規模なボイルがぽつぽつとみられて雰囲気がムンムンしている。そんな中50m位からゆっくり30mまで駆け上がっていく瀬を攻めていると、真ん中あたりでヒットし上げてみると3kgほどのハマチをキャッチ。すぐにM氏もキャッチ。そうしているとN氏にもヒットするも、引きが僕の釣ったものとは全然違いかなりの大物のようで、上げてみると97㎝・11kg近いブリをキャッチ。その後しばらくするとほかの人に100㎝・12kgをキャッチし、その大きさに一同驚く。
その後私にもヒットしたものの、ハマチよりも大きそうだなと思い少し強引にやり取りしたら、ふっと軽くなり痛恨のバラシ。すぐにM氏にもあたりがあり、上げてみると85cmのブリ。結局船中85㎝~100㎝のブリが4本、ハマチは20本ほど上がり、帰り道にかなりの「拾い物」をした一日となった。

個人的には、今回は結局ブリらしき魚とのやり取りもあったが取ることができず反省したところ、①根のきつい場所でのやり取りでは、ラインを出すとだめという思い込みと、基礎体力の無さから長時間のやり取りを避けるために、半ば強引にゴリ巻きすることがよくあり、それでよく大物をバラしていることに気づき、今後はもう少しゆっくりと余裕を残してやり取りしようと心がけることにしようと思う。このことに気付けたことが今回の最大の収穫かもしれない。

ブリを釣ったM氏とN氏から翌日メールがあり、ブリの腹から500g程度のイカが出てきたということで、ブリはほかにもサンマやタチウオなどもよく捕食するようなので、ブリ狙いの場合はロングジグが有効なのではないか、と個人的には思っており、ロングジグをメインとした組立を考えていく必要があると勝手に考えていました。次は確実にブリをゲットするべく、万全の準備をしていきたいと思いました。



タックルデータ

<タチウオジギング>
★使用タックルの詳細についてはこちら

ブランカタチウオSP

ロッド :オフブローOB-B60Hybrid(メジャークラフト)
リール :ソルティガZ20(ダイワ)
ライン :PEジガーHGライトスペシャル1.5号(サンライン)
リーダー:フロロ6号・30cm程度+フロロ14号1ヒロ程度
ジグ  :ブランカ150g(Kaiseiではよく使われているジグでもあるようです)
アシスト:GOAHEADツールボックスタチウオ専用段差 #1/0
リアフック:太刀フック3本・18号(オーナー)
フロントにアシストを、リアにはトレブルを付けるのが定番のようです。



<岬ブリ狙い用>

岬のブリ狙いタックル

ロッド :スティレット・ディープコンクエスト63(ホッツ)
リール :オシアジがー2000PG
ライン :PE3号・300m
リーダー:フロロ10号3ヒロ
ジグ:岬では300g以上を使用するとのこと。船長オリジナルロングジグがある。
※写真は岩礁帯で使用したキラージグ4・210g
アシスト:自作アシスト・40㎜コート+ソルティガ#4/0